荒汐部屋の力士一覧【2026最新】大波三兄弟の現在番付と部屋の全貌
東京都中央区日本橋浜町という都会の真ん中に拠点を構え、いまや大相撲界屈指の活気と人気を誇る荒汐部屋。看板力士である「大波三兄弟」の若元春や若隆景のめざましい活躍はもちろん、師匠である荒汐親方(元幕内・蒼国来)の卓越した指導方針のもと、有望な若手力士や新弟子たちがめきめきと力をつけて番付を上げています。
相撲ファンのみならず、下町情緒を残す浜町の地域住民や観光客からも愛される荒汐部屋ですが、所属力士の現在番付や詳細なプロフィール、さらには稽古場のリアルな雰囲気はどうなっているのでしょうか。本記事では、2026年最新の公式情報および現地取材データをもとに、荒汐部屋の全所属力士一覧、大波三兄弟の歩み、期待の若手、親方や裏方陣の陣容、そして名物である看板猫や朝稽古見学のマナーまで徹底的に解剖します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:荒汐部屋は現在、師匠・荒汐栄吉(元蒼国来)のもと、現役力士15名、行司1名、床山2名が所属し、少数精鋭ながら複数の関取を擁する屈指の実力派部屋として定着している。
- 要点2:角界の歴史に名を刻む「大波三兄弟(若隆元・若元春・若隆景)」が牽引し、大怪我を乗り越えて幕内上位へ完全復活を遂げた若隆景と三役で存在感を示す若元春のダブルエース体制が確立されている。
- 要点3:日本橋浜町の部屋はガラス越しに朝稽古が見学できる独自構造で知られるが、見学ルールや近隣配慮の遵守が必須であり、看板猫「モル」の存在とともに地域密着型の開かれた相撲部屋モデルを体現している。
【2026年最新】荒汐部屋の所属力士一覧|現役15人の番付・出身地・本名総まとめ
荒汐部屋は、2002(平成14)年に元小結・大豊が創設して以来、着実に地力を蓄え、現在では幕内上位に複数名の関取を送り込む強豪へと進化を遂げました。2020年には元前頭二枚目の蒼国来が二代荒汐を襲名し、伝統の泥臭い稽古と論理的な現代トレーニングをハイブリッドさせた育成を行っています。
現在、土俵を守る力士は15名。日本相撲協会公式発表資料および部屋の最新番付データをもとに、所属力士の基礎情報を網羅した詳細一覧表が以下となります。
| 四股名(しこな) | 本名 | 出身地 / 生年月日 | 最高位 / 2026年現位目安 | プレースタイル・特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 若元春 港 (わかもとはる) | 大波 港 | 福島県福島市 1993年10月5日 | 最高位:関脇 幕内(三役〜上位) | 左四つからの寄り、豪快なうっちゃり。土俵際の粘り強さと安定した取り口で三役常連。 |
| 若隆景 渥 (わかたかかげ) | 大波 渥 | 福島県福島市 1994年12月6日 | 最高位:関脇(幕内最高優勝) 幕内上位 | 卓越した下からの立ち合い、おっつけの技術。右膝の大怪我を克服し、再び賜杯を狙う実力派。 |
| 大青山 大介 (だいせいざん) | サインジャルガル・ナランバヤル | 中国・内モンゴル自治区 2000年3月12日 | 最高位:十両 関取(十両〜幕内下位) | 荒汐親方と同郷の大型力士。恵まれた体躯を活かした力強い突き押しと寄り身が武器。 |
| 若隆元 渡 (わかたかもと) | 大波 渡 | 福島県福島市 1991年12月29日 | 最高位:幕下西7枚目 幕下上位〜中位 | 大波三兄弟の長男。部屋頭として弟たちや若手を牽引する人格者。右四つからの攻めが持ち味。 |
| 丹治 純 (たんじ) | 丹治 純 | 福島県福島市 2006年7月17日 | 幕下中位〜上位 | 中学卒業と同時に荒汐部屋へ入門した若武者。均整の取れた体格とスピード感ある取り口で急成長中。 |
| 常川 拓也 (つねかわ) | 常川 拓也 | 愛知県名古屋市 | 三段目〜幕下 | 地道な稽古で力をつけたベテラン格。稽古場での胸出しなど部屋の土台を支える。 |
| 綿谷 勇人 (わたたに) | 綿谷 勇人 | 石川県金沢市 | 三段目 | 学生相撲出身の実力者。怪我と戦いながらも着実に白星を重ねる技巧派。 |
| 飛騨野、寛龍、廣瀬 ほか若手勢 | (各力士の本名) | 各地出身 | 三段目・序二段・序ノ口 | 荒汐親方の直接指導を受け、基礎体力の徹底強化と体づくりに励む将来有望なホープたち。 |
相撲部屋の組織としては、力士15名に加えて、土俵を裁く行司(式守一輝)、力士の髷(まげ)を結う床山(床島、床光)の2名が在籍しています。総勢20名足らずのコンパクトな所帯でありながら、全員の結束力が極めて高く、稽古場には無駄な緊張感ではなく「互いを引き上げ合う健全な競争意識」が満ちているのが特徴です。

角界を席巻する「大波三兄弟」の軌跡|若隆景の現在と若元春の成績・若隆元の経歴
現代の荒汐部屋を語る上で欠かせないのが、福島県出身の「大波三兄弟」の存在です。祖父は元小結・若葉山、父は元幕下・若信夫という名門相撲一家に生まれた三兄弟は、戦国武将・毛利元就の「三本の矢」の教えに由来する小早川隆景(三男)、吉川元春(次男)、毛利隆元(長男)からそれぞれの四股名を授かりました。
兄弟全員が同じ荒汐部屋に入門し、それぞれが異なる壁にぶつかりながらも角界の第一線で輝きを放ち続けています。
若隆景の現在:靭帯断裂の重傷から賜杯奪還を期す執念
三男の若隆景(本名:大波渥)は、2022年春場所で新関脇として初優勝を飾り、荒汐部屋に初となる幕内最高優勝の賜杯をもたらした大看板です。しかし2023年春場所、右膝前十字靭帯断裂および半月板損傷という力士生命を脅かす大怪我を負い、長期休場を余儀なくされました。
一時は幕下下位まで番付を落としたものの、「決して焦らず、膝の再建と土台の強化をゼロからやり直す」という徹底したリハビリを完遂。復帰後は圧倒的な相撲勘と代名詞である強烈なおっつけを武器に白星を量産し、驚異的なスピードで幕内へ返り咲きました。2026年現在も、その立ち合いの鋭さと低い重心からの攻めは衰えを知らず、再び大関獲りを狙える位置で土俵を沸かせています。
若元春の成績:遅咲きの実力派が築いた三役の確固たる地位
次男の若元春(本名:大波港)は、入門当初こそマイペースな性格が災いして足踏みした時期があったものの、新十両昇進以降は一気に覚醒しました。187cm、145kgを超える恵まれた体格から繰り出される「左四つ」の強さは幕内屈指であり、相手の攻めをどっしりと受け止めた上で繰り出す寄り切り、あるいは窮地からの大技「うっちゃり」は相撲ファンを熱狂させます。
近年の本場所成績においても、大関・横綱陣を相手に互角以上の相撲を展開し、三役(関脇・小結)の常連として常に上位陣を脅かす存在です。弟・若隆景との切磋琢磨が刺激となり、精神面でも円熟味を増しています。
若隆元の経歴:大波三兄弟の絆を束ねる長男の誇りと部屋頭の役割
長男の若隆元(本名:大波渡)は、三兄弟の中で最も早く角界に飛び込み、荒汐部屋の黎明期を支えてきたパイオニアです。最高位は幕下7枚目。あと一歩で念願の関取(十両)昇進というところで度重なる怪我に見舞われ、番付の浮沈を経験してきました。
しかし、弟2人が関取として脚光を浴びるなかでも、腐ることなく朝一番から土俵に降り立ち、弟たちの付け人として身の回りの世話をこなす姿は、相撲関係者やファンから絶大なリスペクトを集めています。インタビューにおいて若隆景や若元春が「兄貴がいてくれたからこそ、今の自分たちがある」と口を揃える通り、長男・若隆元は荒汐部屋の精神的支柱として欠かせない存在です。
次世代を担う新弟子と若手力士の台頭|荒汐親方(元蒼国来)が築く育成システム
「大波三兄弟の部屋」というイメージが先行しがちな荒汐部屋ですが、2026年現在の実情は、次代を担う若手力士の育成が極めて順調に進んでいる点にあります。その中心にいるのが、部屋を率いる荒汐親方(元蒼国来)です。
中国・内モンゴル自治区出身の蒼国来は、現役時代に数々の苦難や冤罪裁判闘争を乗り越え、不屈の闘志で土俵に立ち続けた歴史を持ちます。親方となった現在は、自身の経験に裏打ちされた「自立した力士の育成」を信条に掲げています。
荒汐部屋の育成システムには、以下のような際立った特徴があります:
- 自主性を重んじる稽古スタイル:旧来の怒号が飛び交う理不尽な指導を排し、「なぜその相撲を取るのか」「どうすれば怪我を防げるか」を力士自らに考えさせる。
- 大青山に代表される大型力士の開花:師匠と同郷の内モンゴル出身である大青山は、親方直伝の力強い腰の重さと丁寧な立ち合いを身につけ、関取への昇進を果たしました。
- 中卒叩き上げ・丹治の躍進:福島県出身で中卒入門した丹治は、小柄ながらも兄弟子たちの胸を借りて着実に地力を強化。幕下上位まで進出し、荒汐部屋生え抜きのホープとして将来を嘱望されています。
親方が力士一人ひとりの体調管理やメンタルヘルスに細かく気を配り、怪我の早期発見と治療を徹底させていることが、長期的な力士寿命の延伸と部屋全体の底上げに直結しています。

日本橋浜町の地域密着と朝稽古見学の実態|看板猫「モル」が紡ぐファンの温もり
荒汐部屋のもう一つの大きな魅力は、大相撲界でも極めて珍しい「地域に完全に開かれた稽古場」と、心温まる部屋の日常にあります。
通り沿いの大きなガラス窓から見える「朝稽古」の迫力
荒汐部屋は、東京都中央区日本橋浜町2-47-2に位置しています。都営新宿線の浜町駅や東京メトロ水天宮前駅から徒歩数分というオフィス街・住宅街のなかにあり、稽古場の道路に面した壁が大きな強化ガラス張りになっています。
稽古が行われている時間帯には、力士たちが激しくぶつかり合う息遣いや、肌と肌がぶつかる鈍い衝撃音がガラス越しにダイレクトに伝わってきます。この独自の設計は、「相撲を身近に感じてほしい」という先代親方の願いから実現したものであり、国内外のファンや近隣住民が足を止める名所となっています。
⚠️ 朝稽古見学における重要ルールとマナー
ガラス越しとはいえ、土俵は力士にとって命懸けの修行の場です。見学の際は以下のルールを徹底してください:
- 写真撮影時のフラッシュ発光は厳禁(力士の視界を奪い、大怪我につながるため)。
- 歩道を通行する一般歩行者や車椅子の通行を妨げないよう、広がって立ち止まらない。
- 稽古中の私語やガラスを叩く行為、力士への声かけは固く禁じられています。
- 本場所中や地方巡業中、部屋の都合により稽古を行っていない日もあるため、公式SNS等での事前確認が推奨されます。
部屋を癒やす名物看板猫「モル」の存在
相撲ファンや動物好きの間で広く知られているのが、荒汐部屋の看板猫として愛されてきた「モル」(麦わら猫のメス)です。かつて先代親方が保護した元野良猫であり、力士たちの厳しい稽古を土俵脇の上がり座敷で見守ったり、玄関先で昼寝をしたりする愛らしい姿が写真集やテレビ番組で特集され、一大ブームを巻き起こしました。
筋骨隆々の巨漢力士たちが、小さな猫の前では表情を緩め、優しく撫でるギャップは、荒汐部屋の家庭的で穏やかな空気感を象徴しています。殺伐とした勝負の世界にあって、部屋に漂うこの温かさこそが力士たちのメンタルを安定させる隠れた良薬となっています。
一般に知られていない盲点とネットの誤解|「小規模部屋」から屈指の関取輩出部屋へ
ネット上の掲示板やSNSでは、荒汐部屋に関して時折事実と異なる情報や誤解が見受けられます。ここでは現場のファクトに基づき、よくある誤解を是正します。
誤解1:「大波三兄弟がいるだけの個人商店的な部屋」なのか?
大波三兄弟のメディア露出が多いため、「兄弟がいなくなったら部屋の勢いが落ちるのではないか」と懸念する声があります。しかしこれは明確な誤解です。
現在の荒汐部屋は、前述の内モンゴル出身・大青山をはじめ、高校・大学相撲経験者から中卒の叩き上げまでバランスよく新弟子を獲得しています。15名という所属人数は相撲界全体で見れば「中規模」の部類ですが、そのうち関取(十両以上)がコンスタントに3〜4名在籍している比率は、角界全体でもトップクラスの育成効率を誇っています。
誤解2:「稽古場の中に入って誰でも自由に見学できる」のか?
一部の旅行ブログ等で「誰でも気軽に入れる」と紹介されていることがありますが、内部への立ち入り見学は原則として後援会員や関係者の紹介に限られており、一般の見学者は「道路沿いのガラス越し見学」となります。稽古場内は神聖な場所であると同時に、力士が土俵下に吹き飛んでくる危険を伴うため、安全管理の観点からも明確な線引きがなされています。

【プロの結論】伝統と近代マネジメントの融合に見る「荒汐部屋流」組織論
現代の相撲部屋経営という視点から荒汐部屋を観察すると、そこには「昭和的な徒弟制度の長所」と「令和的な心理的安全性」の見事な融合が見て取れます。
かつての相撲界では、厳しい上下関係と理不尽な我慢が美徳とされがちでした。しかし、二代荒汐親方は、異国の地から来日して自力で道を切り拓いたバックボーンを持ちます。そのため、弟子に対して頭ごなしに命令するのではなく、「一人の人間としての尊厳」を保ちながら、個々の骨格や適性に合わせた技術指導を行っています。
この環境だからこそ、若隆景は大怪我の絶望から腐らずに再起でき、若元春は遅咲きの才能を開花させ、若隆元は部屋頭としての役割に誇りを持てるのです。家族的な温かさ(看板猫や下町の交流)で心理的土台を整えつつ、土俵の上では一切妥協しないプロフェッショナリズムを貫く姿勢は、現代の企業組織やチームビルディングにおいても極めて示唆に富むモデルケースといえます。
- 最も向いている人:
- 大相撲の技術戦や、怪我を乗り越えて戦う人間ドラマに深く共感する人
- 下町風情を味わいながら、礼儀正しく静かに稽古の空気を肌で感じたい人
- 大波三兄弟のみならず、部屋全体の若手が育っていくプロセスを長期で見守りたい人
- 見学・応援にあたり慎重になるべき人:
- 稽古中に力士へ気軽にサインを求めたり、大声で話しかけたりしたい人(本場所の会場や巡業での対応と稽古場は異なります)
- 見学ルールや近隣住民への配慮(歩道を塞がないなど)を守ることが難しい人
【荒 汐 部屋 力士 一覧】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:荒汐部屋の大波三兄弟は、本場所で兄弟対決をすることはあるのですか?
A1:大相撲の規定により、原則として同じ部屋に所属する力士同士が本場所で対戦することはありません。ただし、本場所の15日間を終えて優勝力士が決まらず、同星(同じ勝敗数)で並んだ場合の「優勝決定戦」に限り、同部屋対決が認められています。若元春と若隆景が幕内優勝決定戦で激突することは相撲ファンの長年の夢であり、大いに期待されています。
Q2:荒汐部屋の朝稽古は何時から見学できますか?事前の予約は必要ですか?
A2:外の道路(ガラス越し)からの見学には事前予約は不要です。稽古は通常、朝の7時30分頃から10時頃にかけて行われることが多いですが、力士の番付順(若い衆から関取へ)に稽古が進みます。ただし、地方場所前後の移動期間や本場所中、休養日には稽古を行っていません。稽古日程の有無については荒汐部屋の公式サイトや公式SNSを確認することをおすすめします。
Q3:看板猫の「モル」には必ず会えますか?
A3:モルはペットショップの展示動物ではなく、あくまで部屋で暮らす愛猫です。気まぐれに外の見える窓辺に出てくることもありますが、部屋の奥で寝ていることや体調管理のために静かな場所で過ごしていることも多いため、「見学に行けば必ず会える」というわけではありません。会えたら幸運という気持ちで温かく見守るのがマナーです。
Q4:若隆景の現在の番付や怪我の回復具合はどうですか?
A4:若隆景は右膝前十字靭帯の手術と過酷なリハビリを経て、幕内上位に完全復帰を果たしています。以前と変わらぬ鋭い踏み込みと下からの押し相撲を展開しており、再び三役復帰・大関獲りを目指す充実した土俵を見せています。
まとめ:今後の動向と失敗しないための判断基準
2026年現在、荒汐部屋は単に「人気力士が所属する話題の部屋」という枠組みを超え、実力・育成力・地域共生のすべてを兼ね備えた大相撲界の牽引役としての地位を確固たるものにしています。
大波三兄弟がそれぞれの持ち場で全力を尽くし、荒汐親方が論理的で温かみのある指導で若手を引き上げ、裏方や看板猫までもが一つになって部屋の温かな空気を作り出しています。浜町を訪れて朝稽古の気迫に触れる際も、本場所のテレビ中継で力士たちの熱戦を見届ける際も、力士一人ひとりの背景にある経歴や絆を知ることで、大相撲観戦の奥深さは何倍にも膨らむはずです。
躍進を止めない荒汐部屋の15名の侍たちが、今後土俵上でどのようなドラマを紡ぎ出していくのか。その一挙手一投足から、今後も目が離せません。 (出典: 荒 汐 部屋 力士 一覧(Yahoo!ニュース))